全日本煎茶道連盟は、煎茶道唯一の全国連盟組織として、全国の有力流派三十八流が加盟しております。
煎茶は、江戸時代末期から明治へと隆盛の時代がつづいたのですが、西洋文化の流入と時代の変化に伴い、その後一時
衰徴したようでした。しかし、大正末期になると、京阪神地方の煎茶家を中心に、高遊会が結成され、煎茶復興の運動
が起こりました。
煎茶復興はまず売茶翁の顕彰からと、京都・宇治黄檗山万福寺に売茶堂を建立し、あわせて煎茶席有声軒を建てました。
黄檗山が煎茶と深い関係にあることと、売茶翁自身が元来黄檗宗の僧であったからです。三内では茶会なども開かれ、
日本の伝統文化としての煎茶道の普及、発展のための活動が続けられています。