人生にお茶の時間を~次の100年もつなぐ、宇治茶の可能性~。

ABOUT US

伊藤久右衛門とは

伊藤久右衛門は、江戸時代から受け継ぐ 伝統を大切にしながら、お茶の新しい価値を発信する 京都・宇治のお茶屋です。

  • 江戸後期から始まった伊藤久右衛門の茶づくり。品質にこだわり丁寧に仕上げたお茶は、多くの有名寺社にもご用達いただいてきました。そして近年では、広くお茶をお楽しみいただくために茶房をオープン、さらに抹茶スイーツの開発やインターネット販売など、新しい宇治茶の在り方の探求を続けています。
  • これまで、時代にあわせて変化しながらも、貫いてきたことがあります。ひとつは、伊藤久右衛門ならではの茶の品質を追求し続けること。もうひとつは、宇治茶の魅力を広く伝えるために、常に新しい感覚を取り入れること。急須で淹れる、というスタイルだけではなく、現代のライフスタイルに合ったより気軽に宇治茶を楽しんでいただくための提案を続けています。

INTERVIEW

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店舗販売部 店舗企画室
主任 高木

「経験を糧に、店舗運営を支える存在へ」

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WEB営業部 お客様サポート課
マネージャー 吉井

「寄り添う力でつなぐ、心と信頼のサポート」

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外商部 課長 大西

「変化に挑み、価値を創る――
現場力と人材育成で築く外商部の今」

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総合社会学科総合社会学部卒 2020年新卒入社

店舗販売部 店舗企画室 主任 高木

「経験を糧に、店舗運営を支える存在へ」

販売経験を活かして現場を支えるやりがい

入社後3年間、販売業務に従事したのち、副店長を経験してから、4年目に店舗企画室へ異動いたしました。

店舗企画室のやりがいは、店舗スタッフとの連携を通じて、現場の声を反映した環境づくりができることです。

現在、主に設備管理や商品配送の調整、販売企画などを担当しています。店舗スタッフと日々密に連絡を取り合い、運用改善やヒアリングを重ねる中で、働きやすさを高めることが結果的にお客様満足にもつながっていく点にやりがいを感じています。

自分自身も販売の現場で働いていた経験があるため、現場目線での提案ができ、意見を取りまとめて運用改善ができたときは特に達成感があります。また、新店舗立ち上げに裏方として関われる点も面白く、店舗が一から形になっていく過程を見るのはとても勉強になります。

前例のない挑戦から学んだ、行動する力

店舗企画室に配属されて最も苦労したのは、2店舗合同の販促企画でした。これまでに例のない取り組みであり、準備は手探り状態からのスタート。特に苦労したのがチラシ作成で、レイアウト・商品選定・予算設定・写真選びなど、複数部署との調整が必要となり、慣れない業務に何度もつまずきました。

しかし、上司や先輩からの指導を受けながら試行錯誤を重ねる中で、商品の配置や予算設定の考え方が少しずつ理解できるようになりました。

結果的に企画は無事成功し、2店舗の売上目標も達成。今回の経験から、「分からないことは素直に聞いてまず行動する」ことの重要性を学び、失敗を恐れず挑戦する姿勢が自身の成長につながると実感しました。

文学部英文学科卒 2019年新卒入社

WEB営業部お客様サポート課 マネージャー 吉井

「寄り添う力でつなぐ、心と信頼のサポート」

伝える力で価値を届ける、オンライン接客のやりがい

入社後、半年間の研修を終えてからお客様サポート課でオンラインショップにおける受注処理業務を中心に、お客様からの電話やメールでの問い合わせ対応を行っています。お客様の声を直接聞ける環境にあり、日々の対応の中で一人ひとりと深く向き合えることに、大きなやりがいを感じています。

ときには1時間以上お話しすることもあり、お客様のご要望や不安に真摯に向き合ったうえで、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけたときには、自分の仕事が誰かの役に立てたという実感が強く湧き、大きな励みになっています。

また、電話やメールでは対面とは違い、お客様の表情が見えない分、声のトーンや言葉選びが非常に重要です。同じ内容でも伝え方ひとつで、お客様の受け止め方が大きく変わるため、「どうすれば分かりやすく、安心していただけるか」と考えながら、一つひとつの対応に工夫と心を込めています。こうした“伝える力”が求められる点に、仕事の面白さと奥深さを感じています。

伝える前に“聴く”――信頼される人であるために

仕事をするうえで私が特に大切にしているのは、「否定から入らないこと」と「話しかけやすい雰囲気づくり」です。何かを伝えたときに、最初に否定されると、どれだけ内容が正しくても素直に受け止めにくく、気持ちが沈んでしまうことがあります。だからこそ、まずは相手の考えや気持ちをきちんと受け止めた上で、自分の意見や提案を伝えることを意識しています。

また、職場内でも、誰でも気軽に話しかけられる雰囲気づくりを大切にしています。自分が新人の頃、どんな時でも優しく耳を傾けてくれた先輩がいたことで、安心して業務に臨めた経験が今でも心に残っています。現在は、後輩を支える立場となり、当時感じた温かさや心強さを今度は自分が提供できるよう、意識して行動しています。

社会学部コミュニティマネジメント学科卒
2013年新卒入社

外商部 課長大西

「変化に挑み、価値を創る――
現場力と人材育成で築く外商部の今」

見えにくい成果を信じて――外商部で育む成長の種

外商部の課長として、部下の育成にも力を入れております。育成において難しいと感じたのは、自身の成功体験を部下が自分ごととして理解し、次に活かせるように伝えることです。例えば、売上アップのために売り場のディスプレイを変えるなどの施策を打っても、当社のお土産商品は単価が低く、売上結果に即反映されにくいため、成功が実感しづらく、「偶然の成果」に感じてしまう場合があります。

ですが、その結果を生み出すためには、日々の丁寧な対応や継続的な関係構築こそが成果を生んでいるのだと繰り返し伝えています。一方で、異動から1年経った部下が、現場で自ら判断・行動し、成果を上げる姿に成長を感じ、大きな喜びを得ており、部下とともに過ごす日々の積み重ねが、私自身にも確かな成長につながっていると実感しています。

想像を超えて――変化とともに歩んだ12年

私は元々、店舗店長を目指して入社しました。入社時の2013年には店舗は宇治の2店舗しかなく、今のようにインバウンドのお客様も多くはありませんでした。しかしその後、会社の急成長により店舗数や売上は倍増し、海外からの来店もあるまでに発展。自身も営業や人事など様々な部署を経験し、今では外商部課長として数十億規模の売上を担う立場となりました。当時の自分が想像していた未来とは大きく異なりますが、その変化に適応しながら、「今の環境で何が求められるか」「自分の強みをどう活かせるか」を意識して取り組んできたことが、今の自分につながっていると感じています。

まだまだ環境の変化に不安を感じることもありますが、これまでの経験と、心強い仲間たちとの連携で乗り越えられるという自信があります。家庭人、社会人、そして一人の人間として、これからも置かれた環境を前向きに楽しもうと思います。

STAFF

スタッフ紹介

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足立

WEB営業部 部長

インターネットを通じて、多くの人々に宇治茶の美味しさを知っていただきたい

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福島

人事広報室

企業理念の実現に向けて、共に歩んでくれる仲間を見つけたい

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落合

開発部 部長

宇治茶の可能性を引き出し、独創的な商品を生み出したい

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西岡

外商部 部長

お客さまと商品の "出合いの場" を
創りたい

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竹内

店舗販売部

宇治茶の魅力と奥深さを "私の言葉" で伝えたい

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清水

店舗企画室

"時代に合った宇治茶の楽しみ方" をたくさんの人に提案したい

MESSAGE

メッセージ

「伝統と創造」の精神を未来へ──私たちが目指すもの

伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)の企業理念は「お茶の新しい価値を世の中に発信し、日本の京都を代表する企業となる」。江戸後期・天保年間の創業以来、長きにわたり守り続けてきた老舗の伝統を受け継ぐと同時に、時代に合ったお茶の楽しみ方を追求し、世の中に提案していく──そんな「伝統と創造」の精神こそが、私たちが成長を続ける原動力です。

「伝統と創造」。相反するように思われる二つの言葉ですが、私たちにとっては「創造」こそが先人から受け継ぎ、未来に繋いでいくべき「伝統」でもあります。例えば、今からおよそ46年前、当社は「宇治抹茶そば」を開発しました。“飲みもの”であるお茶と“食べもの”であるそばを掛け合わせる斬新な発想が、保守的に見えて新しもの好きな京都の人々に、新鮮な驚きをもたらしたことは想像に難くありません。

私たちの「創造への挑戦」

そうした歴史に連なる私たちもまた、さまざまな分野で「創造」に挑み続けています。商品開発には特に力を入れており、各種スイーツに加え、酒類やカレーなど、従来の抹茶のイメージを覆す画期的な商品を次々と世に送り出してきました。また、今では立派な事業の柱の一つとなった「インターネット販売」は、ネットショッピングの黎明期に、業界に先駆けて始めたものです。

直営店は、2025年6月に開店した「清水本店」で国内10店舗目。さらに、近年は商品や店舗のプロモーションにTwitter、Instagram、LINEなどのSNSを活用しており、全国のみならず、海外からも多くのお客さまが店舗にお越しくださるきっかけとなっています。

共に「日本の京都を代表する企業」という高みに向かって

当社の強みは、こうした企業風土に共感し、宇治茶の新しい価値を自分たちなりのアイデアで世に問うてみようと、社員全員が熱い想いを胸に秘めながら仕事に取り組んでいることだと思います。毎年続けている新卒採用でも、意欲にあふれた多くの若い力が集まり、各部署の中核を担う立場に成長してくれているのは頼もしいかぎりです。

高い志を抱き、一途に打ち込む若き社員たちは私たちの財産であり、誇りでもあります。「日本の京都を代表する企業」という高みに向かい、共に想いを一つにして宇治茶の未来を切り拓いてくれる方との出会いを心から楽しみにしています。

採用担当から学生の方へメッセージ

就職活動を人生の節目となる大きな選択のように感じて、プレッシャーを抱えてしまいますよね。

私も学生当時、「これからちゃんとやっていけるんだろうか」と将来のことばかり考えて、不安でいっぱいでした。

自分が何に向いているのかも分からず、興味がわかないことや、意味があるのかも分からないことに取り組むのは、正直つらかったです。

でもある時、「今やっていることが、将来どこかで役に立つかもしれない」と意識するようにしてみたんです。

正解かどうかは分からなくても、そう考えることで少し気持ちに余裕ができて、「とりあえずやってみよう」と思えるようになったんです。

この考え方は、社会人になった今でもとても大切にしています。

すぐに成果が見えない仕事や、得意じゃない分野に取り組む時こそ、「きっと何かにつながる」と思って取り組むことで、新しい気づきやチャンスに出会うこともたくさんあります。

今、就職活動を通して不安や迷いを感じている方も、どうか焦らず、まずは目の前のできることに前向きに取り組んでみてください。

きっとどんな経験も、いつか必ず自分の力になりますよ。

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